気になっていた日本橋・小伝馬町にある Jack 37 Burger(37バーガー)に行ってきた時の話。
オフィス街の中心にあって、平日のお昼は特に人気のお店である。
私が行ったときもほぼ満席だったけれど、タイミングよく入れてラッキーだった。
お店に入って正面に見える厨房から香る匂い。
それを感じた瞬間「これは期待できる…」と思わせてくれる。

Jack 37 Burgerとは
Jack 37 Burger(37バーガー) は、日本橋・小伝馬町にあるグルメバーガー専門店。
100%ビーフの粗挽きパティや自家製サンバルソース、
天然酵母バンズなど、素材と味にこだわった“大人が楽しむバーガー”を提供している。
バーガー類はもちろん、ドリンクもソフトドリンクや紅茶、ビールも置いてあり、
ハンバーガーショップではあるが、
仕事の合間の休憩や、お出かけの際に立ち寄る喫茶店としても
気軽に立ち寄れるようなスポットである。
お店の雰囲気と混み具合
店内は木の温かみがあって、どこかカフェのような店内。
席数は15席(カウンター3+テーブル12)とこぢんまりしているので、どうしても混みやすい。
とくに平日の12〜13時はオフィスワーカーで混雑のピーク。
ネットでも「ほぼ満席だった」「ギリギリ滑り込んだ」
という声が多い。
だが反対に13時半〜14時台は比較的落ち着くという口コミもあって、少し時間をずらしての訪問もおすすめ。
ランチタイム以外は予約も可能。
私は平日のお昼時に行ったが、
三名だったのでカウンター席に案内され、なんとか入れた。
店員さんの印象もとても気さくで優しい印象。
(混み合っていたため店内写真が撮れなかったのが残念・・・!)
こだわりのパティ・バンズ・サンバルソース
ここでしか食べられない味の軸になるのが、
100%ビーフの粗挽きチャックロール(肩ロース)パティ。
脂身やスジなどの下処理にはミンサーを使わず、
包丁でハンドチョップしており、食べている時の食感が変わるように、
肉のサイズを微妙に変えているそう。
噛むたびに肉の旨みがじんわり広がるのに、重すぎない計算されたバランス。
天然酵母を使ったハード寄りのバンズは、外パリ、中もちっ。肉とソースに負けない香ばしさで、噛むほどに味が立つ。
そして37バーガーの個性を決定づけるのが、
自家製インドネシア風「サンバルソース」。
甘み・辛み・酸味・スパイスが層になっていて、ただ辛いだけじゃない深い味わいが魅力らしい。
サンバルソースタイプのバリネスバーガーか、
スタンダードタイプのスタンダードバーガーから選べる。

オーナーはFIRE HOUSEで修行した実力派
この味の“説得力”の理由として欠かせないのが、オーナーの経歴。
店主さんは本郷三丁目の名店、以前記事で紹介した、伝説の御三家
「FIRE HOUSE(ファイヤーハウス)」で修行経験 がある。↓
文京区『FIRE HOUSE』|グルメバーガー御三家の原点で味わうアップルバーガー
これは海外メディアMetropolisの記事でも紹介されている事実で、
王道バーガーの技術が根っこにあるからこそ、
個性が引き立つのではないかと思う。
実際に食べたメニューと感想
私はスタンダードタイプのアボカドバーガー(1600円)を注文。
全てのスタンダードバーガーに、
タルタルソース(マヨネーズ&レリッシュ)・和風ソース(醤油&グリルドオニオン)・マスタード(マヨネーズ&レリッシュ)・塩・胡椒・トマト・レタスが入っている。
ひと口目からカリッっと少ししっかりめに焼いてあるバンズ、
邪魔をしない程度のタルタルソース、
フレッシュな野菜、
何より感動だったのは、ステーキのようなパティである。
ひと噛みするたびにミディアムレアに焼かれた肉の旨みがジュワッと広がり、
もう一口、また一口、と次々に口に頬張りたくなる。
なるほど。このステーキのような肉だからこそ、
和風ソースがまたよく合う。
食べ進めるほどに味のグラデーションが出てきて、本当に飽きない。
ポテトも軽めで、あっという間に平らげてしまった。
最後の一口まで惜しく、本当においしく食べられた。
こ、これは・・・
自分が口にしたグルメバーガーの中でもトップクラスで好きなパティかもしれない。

↑とっても美しくスライスされたアボカドも、口当たりがとても滑らかである。

↑こちらはチェダーチーズバーガー


↑こちらは後日行った時に姉が注文したサンバルソースタイプのバリネスアボカドバーガー(1600円)。
見てくださいこのステーキのようなパティ!
全てのバリネスバーガーに、サンバルソース(オニオン&レリッシュ) ・タルタルソース(マヨネーズ&オニオン&レリッシュ)・マスタード(マヨネーズ&レリッシュ)塩・胡椒・トマト・レタスが入っている。
訪問のコツ(混雑対策)
せっかくなので、行きやすさのポイントだけサクッと。
- 平日の12〜13時はほぼ満席覚悟。
- 席数15席と少なめなので、2人までが入りやすい。
- 13:30〜14:00以降は比較的落ち着くことが多い。
- 固定のランチメニューは平日限定なので、お昼が狙い目でもある。
実際に行って感じた“混んでてもちょっと頑張れば入れる”感じも、
口コミの雰囲気と同じだった。
テイクアウトもできるので、そちらを活用する手もアリ。
ドリンクも、紅茶はポットに入れてくれるので、丁寧さと、
くつろいでいってほしいという気持ちが伝わってきて嬉しい。
まとめ
Jack 37 Burger は、“ただのランチ”ではなく
“素材と味の深さをしっかり味わう時間”を作ってくれるお店。
混んでいても、入れた瞬間に「あぁ来てよかった」と思える温かさと、
スタッフさんのこだわりや想い、丁寧な仕事がバーガーにたっぷり詰まっている。
私は初めてだったので、ついスタンダードにしてしまったが、
次は是非ともバリネスバーガーのも挑戦してみたい。
伝説で修行した職人さんが、新たな伝説を作る
そして、それを食べた人々がまた幸せな気持ちになっていく。
その連鎖が、ワクワクして、なんだかとっても素敵だ。と思う。
そして、美味しいグルメバーガー巡りは、まだまだ続く――

店舗情報
| 店舗名 | Jack 37 Burger(ジャック 37 バーガー) |
| 住所 | 東京都中央区日本橋小伝馬町 16-16 |
| 電話 | 03-6884-1541 |
| 営業時間 | 11:30〜20:30(LO) ※月・水・木・金・土・日 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 席数 | 15席(カウンター3/テーブル12) |
| 最寄駅 | 小伝馬町駅/馬喰町駅 |
| 特徴 | 100%ビーフパティ/天然酵母バンズ/自家製サンバル/コーヒーにもこだわり |
| https://www.instagram.com/jack37burger/ | |
| Webサイト | https://jack37burger.net/ |
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