前回の続き。
いろいろな痛みや病院の受診、鍼灸の先生との出会いを経て、
自分の体のためにできることとして始めた湯船習慣。
今回はそれについてまとめてみた。
1年間の「湯船習慣」で起こったリアルな変化
・汗をかきやすくなった
・手足の冷えが減った
・むくみにくくなった
・寝起きのだるさが軽くなった
・汗が臭くない。サラサラしている。
毎日10〜15分でも湯船につかることで、
「体の中のめぐり」が整っていくのを感じた。
特別な運動をしていなくても、
体そのものが“あたたまりやすいモード”になった気がする。
科学的にも”湯船習慣”は体を整えるという研究もあるらしい
湯船につかることで、体はこんなふうに反応しているらしい。
- 血流促進効果:温まることで血管が拡張し、酸素や栄養が届きやすくなる。
- 発汗トレーニング:温冷の刺激で汗腺が鍛えられ、汗をかきやすい体になる。
- 自律神経の調整:ぬるめのお湯に入ると副交感神経が優位になり、リラックスや睡眠の質が向上。
- 代謝アップ:体温が上がると基礎代謝も自然に上がりやすくなる。
つまり、毎日の湯船は「体を温める」だけじゃなく、
体質を整えるための“やさしいトレーニング”みたいなものらしい。
シャワーだけでは得られない“整う力”
シャワーでも清潔にはできるけれど、
体の芯から温めて血流を促すのは、湯船ならでは。
忙しい日でも、湯船に10分つかるだけで
「体が落ち着く」「心がやわらぐ」感じがある。
それが積み重なって、気づけば“代謝がいい私”ができていた。
今日からできる、めぐりを整える入浴習慣
- お湯の温度は38〜40℃(ぬるめ)で10〜15分
- 寝る1〜2時間前の入浴が◎
- 湯上がりには常温の水を一杯飲む
それだけで、少しずつ体があたたまりやすく、
めぐりが良くなっていく。
続けるほど、体が“自分の力”で整おうとしてくれる。
さらにもう1チョイス、私は『エプソムソルト』を入れている。
昔、体の疲れを心配した長女が教えてくれたアイテムだ。
日によって、これに精油を混ぜてお湯に溶かしている。
そうするとなお、リラックスできるバスタイムになる。
エプソムソルトを入れるメリット
『エプソムソルト』とは硫酸マグネシウムのことで、
“塩”と名前がついてるけど塩分を含まないミネラルの結晶。
湯船に入れると、まるで温泉みたいなやわらかいお湯になる。
- 筋肉のこりや疲労軽減:マグネシウムが皮膚から吸収されることで、筋肉の緊張を和らげると言われる。
- リラックス効果:ぬるめのお湯に入れると副交感神経が優位になり、心も体も落ち着く。
- 発汗を促す:温浴効果+ミネラルで汗をかきやすくなる。
- むくみ改善のサポート:血流促進や浸透圧の作用で、軽いむくみの解消に期待。
デメリット・注意点
- 肌が敏感な人は刺激になることも:濃度が高いと皮膚がヒリヒリする場合がある。
- 長湯は逆効果:体温上昇や血圧低下に注意。
- 経口摂取は注意:入浴用での使用のみが基本。飲むと下痢や体調不良の原因に。(ペットがのんだりしないよう注意)
最後に
ひどい痛みを経験して、自分の体と向き合う大切さを知った。
「毎日の湯船時間」は私にとって”体質改善の静かな魔法”だと思っている。
目には見えなくても、毎日の小さな積み重ねが大きな力になる。
湯船習慣は、体のためにできることの一部に過ぎない。
できることは他にもあるけれど、今回はここまで。
一部といっても、とても効果的、かつ大事なことなので、
記事にしてみた。
そして今日もまた、温かいお湯に浸かろう。



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