学生って、もはやブラック企業。だけど一生青春は終わらない

カフェでお勉強 ねこ

さて、やってまいりました。

娘のテスト期間です。

学生ってすごい・・・

と言っても、部活のイベントづくしでテスト前といえど休む暇もなく・・・

テスト二日前になってやっとオフになるという現実。

社会人なら間違いなくブラック企業だ。

学生って本当にすごいなあ。

毎日5時台に家を出て、朝練の後は六時間の授業をこなし、

その後は放課後練を20時まで。

帰ってくるのは21時すぎ。

それでもってテスト前にはそんな疲れの中、テスト勉強。

赤点も取らず、高得点をキープ。

凄すぎるな。

大人だったら絶対にもたない気がする。

そのキャパの広さを見ると、一体頭と体の構造どうなってるの?

と聞きたくなる。

どの子もそうなのかはわからないけど、

吹奏楽部の子ってそういう子が多いような気がする。(私見です)

自分たちの若い頃って

自分も学生時代から20代の頃までは無限の体力があった。ような気がする。

カラオケでオールして次の日も学校、なんてことはよくあったし、

朝から学校。授業の後に居酒屋で深夜までバイト。

その後バイト仲間と遊びに行く、なんてこともよくあった。

社会人になった20歳の頃なんかは、

慣れない環境、初めての社会人という現場での緊張感、

心身ともに疲れていたはずなのに、

そのストレスを発散すべく、仕事後にラーメンを食べに行き、

そのままドライブに出かけたり、ボーリングやカラオケに行ったり、

夜仕事が終わってそまま新宿へ向かい、夜行バスで大阪に行き、

そのままユニバで遊んだり、友達の車でそのまま他県に向かい、

スノボをやったりした。

寝不足な上に、元々持久力のある方ではないので、

今思うと作業効率や集中力が当然低い状態なので、

授業は寝てしまうし、内容はイマイチだったのだろうと思う。

今思うとそれで授業を受けたり仕事ができるのがすごい。

それ以上に想像すると恐ろしくなる。

そして現在の自分

怖いもの知らずの無限に思えた体力と気力は、

いつしか少しの時差でダメージが体に現れるようになり、

そのダメージ(疲れ)はなかなかぬけず、体に蓄積するようになっていった。

40歳になる今なんて、

眠いし疲れていても朝は早くに目覚めるし、

次の日の準備をある程度しておかないと落ち着かない。

悩み事は大抵寝るとどうでもよくなるし、

何より、そんな眠気に脳を浸されて、思考の輪郭が溶けていくような感じの状態で、

車を運転することはもちろん、仕事に行くなんて信じられない。

いろいろなことを経験して、ある程度、

先を予測できるようになってしまった今、

心身ともに、きっと効率の良い動き方に変わったものの、

勢いやノリで無鉄砲な行動をなかなか取れなくなってしまったのは、少し寂しい気もする。

いろんなものの仕組みを知ってしまった今、

いちいち立ち止まってメリットデメリットを考えてしまって、

なかなか一歩を踏み出せないなんてこともある。

『知らない』ということはある意味『最強』なのだ。

若い時代は、まさにその最強期な気がする。

最後に一言

自分の学生時代と娘の学生時代では、

正直比べものにならないが、(自分が遊びすぎていて中身が違う気がする)

これから成長していくこの子達は、

若くて無知だからこそ挑戦して、

成功だけでなく、失敗はたくさんしたほうがいい。

そのときは大変でも、時間が経てばその経験が自分を守る盾にも剣にもなるからだ。

いや待てよ。60歳の人からしたら私たちも若い。

60歳の人は80歳の人からしたら若い。

つまり、自身にとっては、今日が一番若い日なのだ。

だったらまだまだ伸び代があるわけで。

となると一生青春は終わらないということになる。

そして、今日の私といえば休みがほとんどない娘を

テスト勉強という大義名分で、カフェに連れ出し、

横で幸せを噛み締めているのだった。

おまけ

iPadとノートを使って勉強する時代なんだね。

えっ  おるすばん・・・?

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