差し入れミスドに翻弄される姉妹の思い出と、甘くほろ苦いバトル

差し入れでもらったミスド スイーツ

いやーーーどうなっちまったんだ日本はって感じで今日も暑い。夕方でも35℃。風があるだけまだマシか。。にしても暑いっ。この間髪の毛をボブにしたばっかりだけど、早くももっと切りたい。

仕事中は厨房内がとにかく暑い。蒸し風呂。サウナ。でもお外でお仕事の方は本当にぶっ倒れるくらい暑いよね。。

おやつのじかん

今日はお客様に差し入れでミスドをもらってお店をクローズしてからスタッフでお茶をした。(スタッフとい言ってもふたり)

このドーナッツ、実は4個を全て半分ずつに切ってある。

とーりっぴをしないには訳がある。

私は、誰かと食事に行った際のシェアというものが好きじゃない。

自分で食べたいものだけを、お腹いっぱい食べたい派だ。

「一口ちょうだい」と言われたら、『えええ!』という気持ちになってしまうこともある。

とはいえ、平和が好きだ。LOVE&PEACE。相手が欲しいと言ってきたら、いやとは言えない小心者だ。

そりゃ私だって一緒に楽しく食事を楽しみたい。それが大前提。

なのにそんなことを反射的に思ってしまう自分がいる。

相手の発言が嫌というわけではなく、そんな自分が恥ずかしいやらなさけないやら、そんな気持ちになるのだ。

そんな私だけれども、大人になるにつれて、そんなモヤっとした気持ちに振り回されないための技を覚えた。その名も

言われる前に、『一口食べる?』作戦✨

これは、あえて先回りをして自分から最初の一口を切り取り差し出すというものである。

相手に言われたわけでは無いのでこちらも気持ちにに余裕が持てるし、先に差し出すことで大きさの相場をきめるのがこちらになる。この小さなやりとりの中においての主導権を握るのは自分になるのだ。

こうすれば半分ずつシェアしようなんて奇策も回避できるので、なんとも攻守共に優れた作戦なのだ。

話は逸れるが、私は三人姉妹で育ったせいかめちゃくちゃ食い意地が貼っている。

家庭の食卓ではいつも競争社会。弱肉強食。私は末っ子なので権力が弱い。特に幼少期なんかは身体も小さければ口も弱いため、弱いというか人権などほぼ無いに等しい。せいぜい母親に泣いて縋るくらいしか手段がなかった。

だから、同じメニューが運ばれた瞬間、

「こっちの方が大きい( ゚Д゚)」

だとか心の中で、自分に回ってくる皿が

「こっちがいいこっちがいいこっちになりますように・・!🙏」

などという煩悩に囚われがちである。

素直に「こっちがいいなー」と言える場面もあるけれど言え無い場面も多い。

言い出せずそんなことを思っている時は大抵望んだ皿はこちらにきてくれないのである。神様は残酷だ。

そしてそんなことを思っている自分が情けなくなったりする。

姉妹がいると分け合うことや、譲り合うことを学べるけれど、大人になってもこんな感覚に振り回されるのは実に面倒だ。一人っ子が羨ましいと何度思っただろう。

姉妹だけならともかく、それは友達と居ても発動する厄介者なのだ。若干発動はしつつも、先に述べた作戦を実行するので、特に問題はない。

しかし何を隠そう、仕事を共にするパートナーは、他でもない、血を分けた姉である。

つまり、今日のようにお客様からの差し入れなどをいただいて、同じものではなかった場合、お互いの思考パターンと、次に出る言葉も大体察しがつく。

しかし何十年も姉妹でバトルをやっているのでさすがに近年は、お互い、譲り合う場面が増えた。

お互い歳もとってきたし、胃がもたれるだの太るだの代謝が落ちて痩せづらいだの、という逆らいようのない現実に直面してきたのである。

私は職業柄、甘いものはたくさん食べられるほうだとは思うが、何しろ胃腸が弱い。なので、欲張ると後が大変になることもわかっている。

そこでようやく辿り着いたのが、もう何かを独り占めする、あるいは欲しいものが被った際にジャンケンをして奪い合う。ではなく、

全てを半分ずっこにする。

という策なのだ。(・∀・)いやー。大人になった。うんうん。

だけどお互いいつまで経っても食い意地は張っていて、食べることが大好きで、姉妹でなんだかんだこうやって今日もおやつを食べられるということは、幸せなことだなあと

少し物足りない半分のハニーチュロを食べながら、しみじみ思うのであった。

ごちそうさまでした( ◠‿◠ )

そういえばそろそろミスド、秋の新作が始まるな。去年か一昨年かに出てたお芋のキャラメリゼされたドーナツ美味しかったな。今年の秋は、『秋のいもくり推しド合戦』やるみたい。

えーー美味しそう。

8月27日(水)からスタート🍩🍠🌰

だって🤤落ち着いたらたべよっ

おまけ

おかーさんを待ちきれず、パソコンの横で寝る長男。はい尊い。

おやすみなさい(・∀・)

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